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現代社会を生き抜け!ビジネスシーンで使える(かもしれない)伊賀流忍術3選

2025/08/30(土)

朝のメールチェックから始まる一日。山積みのタスク、難しい上司との関係、他部署との調整…現代のオフィスはまさに「戦国時代」そのものです。

「どうすれば上手く立ち回れるのか?」「人間関係をスムーズに築くには?」「重要な場面で失敗しないタイミングの見極め方は?」

そんな現代のビジネス戦士たちに、意外な解決策をご提案します。それは、500年前から伊賀の地で磨かれてきた「忍術」の知恵です。

忍者といえば、黒装束に手裏剣のイメージが強いかもしれません。しかし本来の忍術は、情報収集や人間関係の構築、絶妙なタイミングの見極めなど、極めて実践的な「生き抜く術」でした。

今回は、そんな伊賀流忍術から現代のビジネスシーンで活用できる三つの術をご紹介します。

【壱の術】「郷導の術(きょうどうのじゅつ)」

長期的な社内人脈の構築

郷導の術とは、未知の土地に入る際に現地の協力者を作る技術のことです。忍者は敵地に潜入する前に、その土地の住民と信頼関係を築き、道案内や情報提供をしてもらえる関係性を構築していました。

これを現代のオフィスに置き換えてみると、他部署はまさに「異郷の地」。普段接点のない営業部、経理部、システム部…それぞれが独自の文化や価値観を持っています。

よくあるパターン

「急に資料が必要になったから、経理の田中さんに頼もう。でも普段話したことないし、忙しそうだな…」

こんな経験はありませんか?いざという時に頼みづらく、結果的に自分で時間をかけて調べることになったり、タイミングを逃してしまったり。これは典型的な「郷導の術」不足です。

現代版「郷導の術」の極意

忍者が現地住民と信頼関係を築いたように、私たちも日頃から他部署の人たちとの関係性を大切にする必要があります。

エレベーターで一緒になった時の軽い挨拶から始めてみてください。

「お疲れさまです。最近、決算でお忙しそうですね」

といった気遣いの一言が、相手の心に小さな印象を残します。

ランチタイムの何気ない会話も貴重な機会です。相手の部署がどんな業務で忙しくなるのか、どんなことで困っているのかを自然に聞き出すことで、お互いにとって「頼れる協力者」の関係性が生まれます。

そして忘れてはならないのが、自分も相手にとって価値のある存在になること。自分の専門性を磨き、「あの人に聞けば解決する」と思ってもらえるような存在を目指しましょう。

【弐の術】「五車の術(ごしゃのじゅつ)」

対面での対話・交渉スキル

五車の術は、人の五つの感情(喜・怒・哀・楽・欲)に働きかけて、相手の心を動かす技術です。ただし現代では、相手を「操作」するのではなく、相手の感情を「理解」し、適切な「共感」を示すことが重要です。

よくあるパターン

「新システムの導入提案をしたいけど、部長はいつも否定的だからな…データだけ見せて論理的に説得しよう」

月曜日の朝、資料を持って部長の席へ。「こちらのデータをご覧ください。効率が20%向上し、コストも削減できます」と説明したものの、部長は資料にちらっと目を通しただけで「今は忙しいから後で」。結果的に提案は保留となり、そのまま立ち消えに…。

現代版「五車の術」の極意

同じ新システムの導入提案でも、まず部長の感情状態を観察してからアプローチを変えてみましょう。

月曜日の朝、部長が週末のトラブル対応で疲れている様子を察知。「お疲れさまです。週末の件、大変でしたね。実は、こうした問題の再発防止に役立つシステムのご提案があるのですが」と切り出してみましょう。

部長の「また同じようなトラブルが起きるのは困るな」という不安に共感を示しつつ、

そこで、解決策として新システムを提案です!

さらに「導入時のサポート体制も万全に整えますので、安心してお任せください」と安心材料を提供します。

結果として、部長は「それなら検討してみよう」と前向きな反応を示し、提案は次の段階へ進みました。同じ提案内容でも、相手の感情に寄り添うことで結果は大きく変わったのです。

【参の術】「遁甲日時の術(とんこうにちじのじゅつ)」

大局的なタイミング戦略

遁甲日時の術は、陰陽道や天体の動きを参考に、行動に最適な「時」を選ぶ技術です。忍者は重要な任務において、成功確率を最大化するタイミングを慎重に選んでいました。

現代のビジネスにおいても、「いつ動くか」は「何をするか」と同じくらい重要です。

よくあるパターン

「よし!なんとか月内に新企画の提案書ができたぞ!早速、明日の朝一で部長に提案しよう」

次の日の朝一番、意気込んで部長の元へ。
「新しいマーケティング企画を考えました。ぜひご検討ください」と熱心に説明するものの、部長は「月末で忙しいから来月にしてくれ」とそっけない返事。せっかくの熱意も空回りし、提案のタイミングを逸してしまいました。

現代版「遁甲日時の術」の極意

同じ新企画の提案でも、タイミングを見極めて行動してみましょう。

月末の忙しい時期を避け、四半期などの区切りが済んだばかりの時期を狙います。さらに、先週部長のチームが目標を達成したという成功体験の直後を選びました。

「先週の成果、素晴らしかったですね。この勢いをさらに伸ばすための新しいマーケティング企画があるのですが」と切り出します。部長は気分が良い状態で、かつ新しいチャレンジに前向きになりやすいタイミングです。

結果として、部長は「面白そうだね。詳しく聞かせてくれ」と興味を示し、その場で30分間じっくりと話を聞いてもらえました。同じ提案内容でも、最適なタイミングを選ぶことで相手の受け取り方は劇的に変わったのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回ご紹介した三つの術を振り返ってみましょう。

【壱の術】郷導の術では、日頃からの関係構築で、いざという時の協力者を作る重要性をお伝えしました。【弐の術】五車の術では、相手の感情に共感し、心に響く対話を実現する方法を。そして【参の術】遁甲日時の術では、大局的な視点で最適なタイミングを見極める技術をご紹介しました。

実践的な知恵としての忍術

伊賀流忍術の本質は、派手なアクションではありません。それは「実践的な知恵」そのものです。相手を理解し、状況を読み、最適な行動を選択する。そんな地道で確実な積み重ねこそが、現代の「戦国オフィス」を生き抜く力となるのです。

明日から、あなたも現代の忍者として、職場でこれらの術を実践してみてください。きっと新しい発見と成果が待っているはずです。

この記事を書いた人

HANZOUマガジン代表 | オクワス代表|デザイン→コーディング→SEO→現在|中小企業・医院・個人様のWebパートナーとしてWeb制作、業務改善システム構築、SEO、EC運用を個別からトータルサポートまで幅広く支援しています!

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